昨日は男子プロゴルフ国内最大級の大会、「日本オープン」の最終日でした。
最後の最後まで目が離せないとてもいい大会だったのですが・・・・・・・
ゴルフに全く興味のない方でも、ニュースや新聞などで「石川遼クンが怒った」という
記事を目にしたかと思います。ギャラリー(観客)がデジカメや携帯で撮影して
その音が集中を乱した、という事です。6番ホールのバンカーショットの際には、
あの遼クンがギャラリーを睨みつけ、太ももを叩いて怒りをあらわにしました。
他の選手のショットの際にもデジカメや携帯のカメラ音がしていました。
ゴルフ観戦の常識として、「選手が打つ態勢に入ったら音を立てない」という
ものがあります。昔からコントでネタになったりしています。
遼クンの活躍でもともとゴルフ観戦をしなかった人たちが大挙押し寄せ、
ゴルフ界の「常識」から外れた行為をする事が増えてきました。
以前の大会では、遼クンと優勝争いをしていた選手がミスをした時に
拍手や歓声が起こりました。これも(どのスポーツもですが)あってはならない事。
ただ、「常識」や「非常識」というのは「どこに主眼を置くか」で変わってきます。
家でテレビ観戦をしている遼クンのファンは、他の選手がミスをすれば
手を叩いて喜ぶでしょう。
これも「常識」です。私だってそうです。
今後はゴルフ場の入り口などに、マナー啓蒙の記載をしっかりするとか
して行くようです。ただ、携帯で写真を撮るということがこれほど
日常化している世の中です。なかなか無くならないでしょう。
常識と非常識。いくら考えても結論が出ないような話です。
代打マウンテン
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